星猫シリーズ

雑記、とある猫の昼下がり

目を開くと、青空が広がっている。少し下を向くと、風が草花を揺らしているのが見えた。 「ああ、いつの間にか眠っていたのか」 そう呟くかのように”それ”はひとつ、長い欠伸をした。 全身は黒い体毛に覆われているが額には星のような白い模様、六本の長い髭…